2018/11/20

『クレジットカード現金化は自分でもできるのか検証してみた』でも解説しているように、現金化は自分でも利用可能ではありますが、リスクの高い方法なのは間違いありません。
そのため、多くの比較サイトでは「業者を使って現金化したほうがいい」と言われていますが、本当に業者を使って現金化をすれば安全に取引ができるのでしょうか?
結論から言いますと、クレジットカード現金化は業者を使ったとしても安全に取引ができるとは限りません。
実は、クレジットカード現金化には詐欺を働く悪質業者も存在しており、利用者が騙されてしまうこともあるのです。
ここでは、クレジットカード現金化で詐欺を働く悪質業者について解説します。
クレジットカード現金化の悪質業者の被害の種類
クレジットカード現金化で悪質業者が仕掛けてくる詐欺の種類は大きく分けて3種類だと言われています。
- 換金率詐欺
- リスティング広告詐欺
- 利用規約詐欺
こちらの3つですね。
では、それぞれの詐欺被害について詳しく解説をしていきましょう。
①.換金率詐欺
クレジットカード現金化では換金率が定められており、その換金率によって入金額が決められます。
(詳しくは『クレジットカード現金化の換金率ってなに?』)
しかし、悪質業者の中には事前に話した換金率より低い入金をしてくる場合もあるのです。
こちらが入金額が違うと言っても「ちゃんと話した」と言われてしまえばどうすることもできません。
また、こちらの詐欺に騙されてしまった方はクレジットカード現金化が利用規約違反であることから泣き寝入りしてしまうことがほとんどのようです。
②.リスティング広告詐欺
何か調べ物をするときにグーグルやヤフーで調べて、上にあるサイトを参考にする方も少なくは無いと思います。
たしかに、上にあるページは役に立つことが多いので、その判断は間違ってはいません。
ですが、グーグルやヤフーには『リスティング広告』と呼ばれるお金を支払うことで自分のページを上に表示できる機能があり、それを利用して悪質業者を紹介する比較サイトが多いのです。
もし、そんな比較サイトを参考にしてしまえば悪質業者に騙されてしまう可能性も低くはありません。
ページが上にあるからといって安易に信用するのは危険ですので注意が必要です。
③.利用規約詐欺
クレジットカード現金化では業者の公式HPに「換金率98.8%保証!」や「一律95%!」といった表記を見かけることもあり、実際に電話するとその換金率で取引をすると話されることもありますが、実際にはその換金率で取引はできません。
というのも、そういった業者は利用規約に「換金率を引き下げる」と明記しており、それに利用者が同意していることを盾に換金率15%~20%まで引き下げてくるのです。
クレジットカード現金化の相場は75%~80%であり、80%以上で取引ができることはありません。
あまりに高い換金率を提示されたときには利用規約に不利な条件が記載されていないかもう一度確認してみてください。
悪質な現金化業者に騙されないためには?
以前まではキャンセル料を騙し取ったり、個人情報を悪用するなどの詐欺が横行していましたが、その手が通じなくなった今、悪質業者はさまざまな手を使って利用者を騙そうとしてきます。
では、そんな悪質な現金化業者に騙されずに現金化をするためにはどのようにすれば良いのでしょうか?
ひとつの方法としては、クレジットカード現金化を使わないことが挙げられます。
どうしてもお金が必要な点はわかりますが、今では審査の甘い消費者金融もありますし、クレジットカード現金化に頼らなければならない状況は極わずかです。
『クレジットカード現金化で死ぬほど後悔したという体験談』でも解説しているように、クレジットカード現金化を使ったことで大変な目にあってしまうこともありますので、極力クレジットカード現金化は使わないほうが良いでしょう。
または、口コミ評判で優良店といわれている業者を探すことが有効な方法となりますので、クレジットカード現金化を使う前によく考えてから行動するようにしてくださいね。