2018/11/20

どうしてもお金が必要なときによく使われるのが、クレジットカードのショッピング枠の現金化です。
審査なしで誰でも即日資金調達ができますので、金欠で困っているときには夢のようなサービスに思えることでしょう。
しかし、『クレジットカード現金化で死ぬほど後悔した体験談』でも解説しているように、クレジットカード現金化はデメリットもあるサービスです。
そのことを知らずに利用してしまえば後悔することになりかねませんので、クレジットカード現金化を利用する前にリスクについて詳しく知っておきましょう。
クレジットカード現金化の3つのリスク
クレジットカード現金化には、大きく分けて3つのリスクがあります。
- 多大な損をする
- 違法の可能性がある
- 利用規約違反である
それぞれのリスクを解説をしていきますので、確認しておいてください。
①.多大な損をする
クレジットカード現金化には換金率が定められており、使ったショッピング枠の75%~80%しか受け取ることはできません。
そのため、クレジットカード現金化は使うほど損をしてしまうのです。
例:10万円の現金を換金率80%で用意する場合。
10万円 ÷ 0.8(80%)=125,000円
このように10万円の現金を用意するためには125,000円分のショッピング枠を使わなくてはなりません。
そして、使ったショッピング枠は返済しなければなりませんので利用者は25,000円の損をすることになります。
これを金利に直すと年間600%もの高利となりますので、クレジットカード現金化は多大な損をすることを覚えておきましょう。
②.違法の可能性がある
そもそも、クレジットカード現金化は商品を売買しているとはいえ、実質的には貸金業であり闇金と変わりません。
そのため、警察によってクレジットカード現金化業者が逮捕された事件も存在しており、法律的にも安全とはいえないサービスとなっているのです。
利用者が逮捕されたことはありませんが、これからクレジットカード現金化が違法とされる可能性も否定できません。
③.利用規約違反である
クレジットカード現金化はカード会社の利用規約によって禁止された行為であり、利用規約に違反してしまうとクレジットカードは利用停止にされてしまいます。
また、利用停止にされてしまえば今までの利用額の一括請求をされることになってしまいますし、利用停止になった履歴が残りますので、これからの信用情報にも悪影響がでることになります。
カード会社にバレると大変なことになることを忘れてはなりません。
クレジットカード現金化のリスク
クレジットカード現金化は、多くのリスクのある方法です。
即日中にお金を用意できることから利用を考えている方もいるかもしれませんが、リスクのある方法でもありますので、リスクについて詳しく知った上で利用するように注意してください。